「育休明けも私らしくバリバリ働くぞ!」
「…あれ、予想以上に両立キツイ、思てたんとちがう」
「家庭に入る選択肢もあるが経済的に厳しい…」
このような負のサイクルにハマり、悩んでいる看護師ママで世の中はあふれています。
仕事を辞めて家庭に入る決断をすれば、すぐに悩みから解放されるかもしれません。
一番の願いは、大好きな看護師という仕事を続けながら、子育てや家事と両立させたいということ!
私も、子育て中の看護師ママとして、今でも常時壁にぶち当たっています…!
今回の記事では、そのような悩みを抱えている看護師ママに向けて、大学病院を辞めてクリニックに転職した私の経験も踏まえ、あるあるな悩みのタネとその付き合いについてまとめてみました。
同じような悩みを抱えている看護師ママがたくさんいる、と感じられるだけでほんの少しだけ気持ちが軽くなるかもしれません。
それでは、まず最初にあるあるを共感し合っていきましょう!
1 看護師ママのあるあるな悩み
1-1 保育園・小学校からの着信で心拍数上昇
休憩中や何か嫌な予感がして携帯を確認した時、保育園や小学校から着信で、私たちの心拍数は急上昇します。
と同時に、残された業務を許される職場滞在時間で処理するため、今後の行動の最適解を超絶スピードで計算してたたき出します。
早退するのって、とにかくめちゃくちゃ気を遣うんですよね…。
1-2 子供が咳込んだら秒で検温し、すんなり休めない自分に罪悪感を覚える
子供がコホンと咳込もうものなら、すぐに体温計を取り出して検温します。
おでこや首筋、手足を何度も触って発熱が気のせいではないかと確かめますが、検温しているので気のせいではありません。
同時に、休んであげたい気持ちと簡単に休めないという気持ちが葛藤し罪悪感に苛まれるのです…。
1-3 朝からすでに疲れている
朝から家事と子供のお世話と送り出しをこなしてきた看護師ママは、出勤した時点ですでにくったくたです。
なんなら5日勤の水曜日あたりから限界がきています。
子供がスムーズに朝のルーティンをこなしてくれる日は稀です。保育園や小学校への持ち物に、当日の朝に気が付き、ダッシュで買いに行くことすらあります。
とりあえずちょっと座らせて…と言いたくなりますよね。
1-4 常に足がむくんでいる
仕事中は、ただでさえ長時間立ちっぱなしの重労働。
1日のうち、寝ている時以外にまともに座っていないんじゃないでしょうか。
足のむくみは既に超慢性化しています。
ほんとにちょっと座らせて…といいたくなりますよね!
2 看護師ママの悩みとの付き合い方
こうして見てくると、これらすべての悩みを完全に解決することはどう考えても難しそうです。
では、どのように軽減したり付き合っていけばよいでしょうか。
さらに見ていきましょう。
2-1 感謝の気持ちを忘れない
子供の急な体調不良で早退したり休まなければならなくなった場合、どんなに嫌な顔をされたとしても、復帰時にはしっかりと感謝の気持ちを伝えるだけで、周囲の印象はだいぶ違うでしょう。
実際に、周囲に多少なりとも仕事のしわ寄せが出ていることも事実です。
子供の体調不良が原因であって仕方がないでしょ!などと開き直るのでは、周囲の理解はなかなか得られません。
とっても悔しい思いをすることもあるでしょう。
自分の働く場所を守るためにも、ぐっとこらえて常に謙虚に感謝の気持ちを伝えましょう!きっとこれからも気持ちよく働いていけるはずです。
2-2 「大変なのは今だけ」とある程度割り切る
子育てしているママなら常に感じていることですが、子供の成長は驚くほど速いもの。
仕事と家庭や子育てとの両立で大変なのは、本当に今だけなのです。
見方を変えると、この大変さは充実の裏返しとも言えます。
大変な状況こそ楽しむ!という視点を持ってみることも大切なのかもしれませんね。
2-3 家事を見直す
日常に密接する家事は、習慣としてやり続けてしまうことも多いですよね。
一度見直してみると、他のやり方や選択肢があることに気付けるかもしれません。
また、やり方だけでなく、優先順位や家族内での分担についても見直す余地があるはずです。
2 まとめ:意見と提案
いかがでしたでしょうか。
みんな同じ悩みを抱えながら頑張っていると思うと、明日からもまた頑張れますよね。
現実世界においても、同じ境遇のママさんがいて、悩みや愚痴を聞いてもらえたら、きっと気持ちが楽になるでしょうし、生活の工夫やヒントを得られるかもしれません。
でももし今の状況が本当につらいときは、転職を考えるのも一つの手です。今の職場は確かに慣れ親しんでいますが、そこがすべてではないはずです。
職場が変わるだけで、その悩みを解決できる可能性があります。
以下の記事で、巷で看護師ママにおすすめとされている職場について検証していますので、ぜひあわせてお読みください。
皆さんにとって本当に働きやすい職場や働き方が見つかることを祈っています。